梅雨入りと梅雨前線

『梅雨』と同じ漢字で書いてありますが、読み方はそれぞれ
「つゆいり」と「ばいうぜんせん」です
こういうのがきっと、学習者さんを悩ませているのでしょうね
これは漢字の「音読み」と「訓読み」の違いなんですけど
そんなのは気にしなくていいです
ザックリ説明すると、中国から入ってきた発音をもとにするものが
「音読み」で、もともと日本にあった言葉に漢字をあてた読み方が
「訓読み」というわけです

私たち日本人も学校で習ったんだとは思いますが
「送り仮名があるからたぶん訓読みだよね」
「熟語だから音読みっぽいよね」くらいの認識です

同じ漢字で読み方が違うと言えば「数詞」なんかもそうですね
匹、本、杯、羽。。。

梅雨だけに、蛙(かえる)が一匹(いっぴき)二匹(にひき)
三匹(さんびき)。。。

傘が一本(いっぽん)二本(にほん)三本(さんぼん)。。。

梅酒が一杯(いっぱい)二杯(にはい)三杯(さんばい)。。。

お、でも法則があるっぽい!と思って喜んだら

ホトトギスが一羽(いちわ)二羽(にわ)三羽(さんば)。。。

見事に期待は打ち砕かれます

雨宿りをする人が、一人(ひとり)二人(ふたり)三人(さんにん)
…ってなんなの?!

あと数字自体の読み方も、後ろの数詞によって変わったりします

特に4、7、9の数字は
四個(よんこ)七枚(ななまい)九階(きゅうかい)
だったりするのに時間の読み方になると
四時(よじ)七時(しちじ)九時(くじ)。。。

でもこういうのに対して文句言ってる日本人って聞いたことないんですよ
疑問に思う前に聞き慣れすぎて、馴染んじゃったんだと思います

テレビをつければアナウンサーが
『こんばんは 7時(しちじ)のニュースです』
『9時(くじ)になりました ニュースをお伝えします』
と言ってるのを毎日毎日聞いてましたから
(ななじ)や(きゅうじ)なんて違和感しかないです

よく考えたらおかしいのに、ソックスのことを「靴下」
なんて普通に言いますからね。何度も流れるから
いつの間にか覚えてしまったCMのキャッチフレーズもあるし…

だから語学の勉強って、自然に覚えられるように積極的に
リスニングを取り入れた方がいいと思うんですよ!

私自身も、スペイン語を勉強するのに毎日ポットキャストを
聞いています!おかげで自然な言い回しなどが身についてきてる
んじゃないかな?
ポットキャストは何かしながら聞けるのがいいところだと思いますね
私は、洗面所にBluetoothスピーカーを置いてスマホとつなぎ
スキンケアやメイクをしながら聞いています♪
もちろん通勤時もイヤホンで!無料でこんなにネイティブから
学べるなんてありがたいことですね

皆さんはなにか日本語のポットキャストを聞いていますか?
ただ、オススメを聞かれても私は分からないんでね…
日本語ネイティブは日本語のポットキャスト聞かないですから。。。
同じ日本語学習者さんたちのほうが、皆さんのレベルに合った
ポットキャストを紹介してくれるんじゃないかな?と思います



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