wear/put onってスゴイ!

先日もSNSで、気づきを与えてくれる指摘がございました
英語ではwear1語で済むのに、日本語は身につける動詞が
かぶるだの履くだのたくさんありすぎる、と。

え、そうなの?多いの?というのが正直な感想でした
それぞれ動作が違うから、その動きにふさわしい動詞を
使ってるだけで、何の疑問も感じたことはなかったですから…
でも考えれば考えるほど、英語のwear/put onの万能ぶりが
まぶしく覚えてくるのです!

以下に挙げたアイテムは、日本語だといろいろと動詞が
変わるのですが、英語だと全部wear/put onでカバー
できてしまうんですね

頭:帽子/ヘルメット→かぶる

  メガネ→かける

  マスク/イヤリング→つける★

首元:ネクタイ→締める★

   マフラー/スカーフ→巻く★

手・腕:時計/ブレスレット→つける★

    指輪→はめる★

上半身:Tシャツ/ブラウス/ジャケット/コート→全部「着る」でOK

下半身:スカート/ズボン/靴/靴下→これも全部「履く」

。。。となります。確かに英語圏の皆さんが嘆くのも
ムリはありません、wear/put onは魔法のような単語です

なんとか学習者さんの負担を減らさなければなりません
それに、私たち日本人も細かい使い分けをせずに
できるところは別の簡単な言い換えで済ませるんですよ

上のアイテムで、★印のついたものは、「する」で言い換えられるます!

マスクをする、ピアスをする、マフラーをする、時計をする。。。
日常に必要ない物、アクセサリーなんかはコレで代用可能!

ただ…やはり基本の、かぶる、かける、着る、履く、は覚えて
いただかないと…服や装飾品の動詞をアイテムごとに分けるのは
日本語の特徴の一つですから。。。

でも言語って、結局お互い様だと思うんです
日本人にしたら「焼く」という1つの言葉が、英語だと
grill /broil /roast /toast /sear /fry /brown /bake。。。

この細かさは何なんだ〜このこだわりは何なんだ〜〜
という気分です。
文化によって、こだわりポイントが違っていて
こだわりが強いエリアは表現が豊富になるんですかね〜?

 P.S いつもコメントありがとう!
    毎回興味深い内容で、外から見た日本語の切り口に
    日々深く考えさせられているよ〜♪
 

  



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