傘の日 そろそろ梅雨入り

6月11日は『傘の日』です。この日が暦の上で「梅雨入り」に
なることが多いからです。沖縄が梅雨明けしたので、本州はまもなく
梅雨入りでしょう

日本に住んでいればこの先1ヶ月半ジメジメした季節を過ごすことに
なりますが、私は別に嫌いではないですね。
というのも、この後やってくる猛暑の方がシンドイ…
地球温暖化で、もはや夏が暑すぎてそれよりはマシって気分です

梅雨があるせいか、日本では雨や水に関する表現が豊富です
なのでこのシーズンを有効利用して日本文化を学んでいきましょう!
学習者さんにオススメの日本風梅雨の過ごし方をご紹介します

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①まずはやっぱり気分のアガる傘をGETする

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チューリップ型の傘❣️可愛さと実用性が備わった
ラブリーな傘です。ちなみにこのブログに登場している傘は
全てAmazonで買えます

②梅酒をつける

なぜ「梅雨」と書くようになったかというと
中国で梅の実が熟す時期に降る雨を「梅雨」と呼んでいて
それが日本にも伝わったということです

私の家でも、3日前に梅酒をつけました!
やっぱり和食に合うんですよね〜
飲めるようになるまで、半年の辛抱です

③アジサイを鑑賞する

家の庭にもありますが、だんだん色づいてきました
雨が似合う花ってなかなかないですよね

③そういえばアジサイってどんな漢字だっけ?
と、読みにくいけど美しい季節の言葉を学ぶ

紫陽花(あじさい) 苔(こけ) 夏至(げし)
雨蛙(あまがえる) 五月雨(さみだれ)旧暦なので実際は6月

④「五月雨」という季語を覚えたところで、

  五月雨を あつめて早し 最上川

という、松尾芭蕉の有名な俳句を味わう。
五月雨はしとしと降るもので、決して豪雨ではないのだけど
それが集まるとこんな急流ができる。あまりの激変ぶりに
驚いた、大自然の脅威を詠んだ歌です。意味はさておき
日本人ならほとんどの人が聞いたことのある歌です

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⑤さらにポジティブな気分になれる
 雨に関することわざや慣用句を学習する

 ◇恵みの雨 タイミングよく訪れる幸運や助けのこと
       干ばつの時の雨のようにありがたい出来事

 ◇雨だれ石をうがつ 小さな努力でも、続ければ大きな成果に
           つながるというたとえ

 ◇雨降って地固まる 争いごとやトラブルのあとに、かえって
           物事がうまく収まることのたとえ

 ◇止まない雨はない 今どんなに苦しくても、辛い時期は
           必ず終わる。ずっと続く雨がないように
           悪いこともやがて終わるというたとえ

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⑥それでもくじけそうな辛い時は、宮沢賢治の有名な詩、

 『雨ニモマケズ 風ニモマケズ』とつぶやく。

 どんな困難にも負けない強い意志と、何事もあきらめずに
 乗り越えていく精神を表しています。

さぁこれでなかなかの教養も身につきましたよ!
言語学習はその文化の理解も含んでいると思います

この季節は特に体調を崩さずに気をつけましょう!
そして自然には勝てないですから、楽しんだ方がいいですよね♪

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