⭐︎このストーリーは連続シリーズとなっていますので
EPISODE 1からお読みください♪
ランニングマシンでトレーニングを始めてまもなく3ヶ月
「大会に出たい!」という目標を現実にすべく
地元の大会の5キロ部門にエントリー
まだ5キロなんて走れてませんが
制限時間が1時間とのことだったので、歩っても着くじゃん♪
と軽い気持ちで申し込みました
やっぱり期限のある目標があると違いますよ!
10日ほど前にゼッケンが届いた日にゃぁ、いよいよだなっ!
とギアが入ります
大会直前には、フルマラを走る友人にアドバイスを
仰ぎます。4月のランの服装は?半袖じゃ寒い?と聞くと
「基本半袖かな〜」と答えつつも、
「だいじょぶだぁ〜!何着てたって5キロなら走れっから!」
と、さすがフルを走る者の助言です
「スタート前の、あの高揚感をぜひ味わってほしい」
との言葉で、送り出してくれました

やってきました当日!
目標は完走なので、ジャマにならないよう最後尾に並びました
司会の方が「スタート3分前です!」とあおってきたあたりに
ようやくスタートの最終ブロックへ。。。
周りを見てみると、70歳は超えてるよね?っていう
おばあさん、軽く腰の曲がったおじいさん、太った人、着ぐるみ
。。。などなど「こんなんで走っていいんだ」という
ゆる〜い、温かな雰囲気の集団の中にいました
おそらくここには好タイムを狙う人はいないと思われます
初出場だったので、新参者の居心地の悪さを想像してた
んですけど、5キロ完走という同じ目標に向かって
がんばろうねっ!って励まし合う仲間に見えました
緊張がほぐれて、みんなと一緒に走るって楽しい!
ってウキウキしてきましたよ🎵
「スタート10秒前です!9、8、7・・」
カウントダウンからの号砲で、一斉にスタートです‼︎
「行ってらっしゃ〜い‼︎」って送られるの、いいもんですね
最後尾は歩きから徐々にジョグへとゆっくりスピードアップしていき。。。

人混みがバラけて、自分のペースで走れるようになるまで
けっこうかかるんですわ。その間、速度がゆっくりめなので
周りを見渡しながら、初めての大会を満喫する心の余裕もありました
沿道の「ガンバレ〜!」って声援も、やっぱりありがたいですね🎵
あっちからもこっちからも、日常生活であんなにたくさん
応援されたり、励まされることないですよ
練習でも5キロ走ったことはないけど、雰囲気に乗せられて
歩くことなく完走!記録も32分台と思ってたより速かった‼︎
もしかして才能ある?!
なんて調子に乗っちゃうじゃないですか!

翌年2024年 4月 同じ大会の同じ5キロに出場
今回は30分切ることを目標にしていたので、ちゃんと25〜30分
以内を目指す区分のスタート地点に並びました
周りの顔ぶれは去年と全然違います。サークルや同好会で
作ったTシャツ着ている人たちがけっこう多かったな
ガチなランナーばかりって感じで、花柄Tシャツにランニングスカートを
はいてる私は少し浮いていました(笑)
スタートしたら、のっけからペース速いのなんのって
これ、最後まで持つのか…?と不安を抱えながら走ってました
足は動いたし、気力もあったけど、さすがに呼吸が苦しくて…
でも3キロ過ぎた所で時計を見たら、十分狙えるタイムだったので
これはもういくしかない!と、そのまま勢いで走りきっちゃいました
苦しいながらも沿道の怪しげなコスプレ応援に、ブッと吹き出す
余裕はあったみたいです。でも残り300m位からは
陸地なのに、溺れるかと思ったくらい息ができなかった。。
終わってみれば27分!おっしゃ〜!バリバリの達成感です‼︎
久しぶりだな〜こんな気持ち!やるじゃん自分!
早く友人に報告したい!って気分でした♪

マラソン大会って、初心者でも参加できるし、
しかもトップアスリート達と同じ舞台に上がれるんですよね
なかなか味わえない非日常を体験できる上、
実践の場を経験して気づくことも多いですよ
何より日々の練習のモチベーションになりますしね

その日の夜から筋肉痛が始まり、次の日はもう「歩き方変だよ」と
みんなに言われるほどヨレヨレ、ガタガタでした
動くたびにイテテ。。となりながらも、何の後悔もありません
あるのは、達成感、充実感。
そしてさらに成長すべく、次は10キロを目指すのでした
みんな! 大会出ようぜ!!
次回は完結編 走るようになってからの心の変化
自信がつくと、メンタルも変わってきます!
→EPISODE 5 完結編へ続く